お酒、タバコ、ギャンブル、異性は負の感情を解消する思考の罠

思考が勧める負の感情解消は罠

何かつまらない、何かストレスが溜まっている、何か虚しい、、、、これら負の感情に対する思考が提案することは何か?お酒、タバコ、ギャンブル、異性など安易にこれを解消することを思考は即座に提案しそれに乗ります。そうすると負の感情は即座に解消されてしまうことでまた負の感情が湧いた時には思考は大活躍します。ですがこれは思考の罠です。負の感情が湧いてきた時こそが思考が大活躍できる機会ですがこの思考に委ねた負の感情解消は対処療法の域を出ません、結果即座にすぐ負の感情が湧いてきます。これは負の感情が湧くメカニズムを知らない無知な人間への思考の罠です。

思考こそが負の感情をこしらえる

思考こそが実は負の感情制作の張本人です。思考こそが負の感情をこしらえています。思考という偽りの自分制作ツールこそがこの偽りの自分を維持し続け結果負の感情を湧かし続けているのです。逆に言えば負の感情が湧いている限り偽りの自分が居続けている証拠になります。負の感情とは偽りの自分、自我、エゴが今現在どれほど幅を利かせているかのバロメーターなのです。ですから負の感情から逃げるのではなく負の感情を徹底的に観察することで逆にそこから大いなる一つ、気づきの意識、ワンネスになってしまうことをお勧めします。

思考はこの物理次元の王

思考というものを疑う人間はそうは居ません、なぜならば思考こそがこの文明を発展させ続けてきた張本人であり今でも思考の優劣が人間の優劣を決める大きな要因になっています。あの人は頭がいいというのは勿論敬意を込めて使います。まさか思考が人間を苦しませ続けているなど思うはずがありません。ですが東大卒などの知の権威大学卒業生が皆幸福かと言えばそうではなく、、これこそが思考の限界、むしろ思考の真の姿でもあります。まさか思考がこの自我、エゴを作り出し負の感情をひたすらに湧かせ続けているとは、そして日々人間はこの負の感情と戦いそして思考に救いを求めているか、、ということです。

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