洗脳

お酒を飲んでいる時は夢から覚めている

一般的イメージとは真逆

これは夢です、ワンネスが見る夢です。この夢の中で、、お酒を楽しそうに飲んでいる人は夢を見ているかのようなイメージ、現実逃避しているイメージ見えます。ですが実際は逆なのです、実はお酒を飲んでいる人はその瞬間だけこの夢から覚めた状態なのです。お酒を飲むと思考が緩やかになります、お酒を飲むと緊張感が緩みます、自我を構築するこの思考が根本的に緩むのです。結果夢物語への没入が緩みます。つまりワンネスがワンネスに戻っているのです、その瞬間は。お酒を楽しく友人と飲むと時間を忘れます、実はこの瞬間だけワンネスに戻り時間を超越したのです。時間の外に出たのです。この心身こそは自分だという思考(自我)が緩み没中、洗脳が解けたのです、一時的に。

仕事帰りの一杯はワンネスに戻るひと時

夢に没入している代表格は仕事です。仕事中は思考全開、思考フルマックスになりやすいもの、他者との複雑な人間関係は思考を活性化します。この状態は疲れます、夢の中に入り込めばこむほどに不足感が湧き出てくるからです。そんな仕事の帰り道に一杯お酒を飲んで帰る、これはワンネスへの一時的帰還なのです。なぜ体に毒を入れて幸福感が湧くのか?体に毒を入れてでもワンネスに戻りたいという衝動です。次の日に体調が悪くなってでもワンネスに帰還したいのです。

このメカニズムを理解することが重要

お酒の良否は横に置いておいてなぜ人がお酒で幸福感を得るかを知ることが大変重要です。人間からワンネスに戻るということがいかに幸福になれることなのかの証明です。太古の昔からお酒、タバコ、、、などの嗜好品と呼ばれるものが無くなることがないのは人間という存在が苦しいことの証明、そこから抜け出せるアイテムは常に必要とされます。

海であることを忘れた波は好奇心旺盛

波であることは素晴らしいアイデア

これまで自身を波だと勘違いすることの苦しみについて散々お伝えしてきましたが決してこれは悪いことばかりではありません。そもそも全存在である海が自身を勘違いすることがミスから起こるなどあるわけがないのです、これはこれで素晴らしい海の大冒険、好奇心から起こるミステリーなのです。ただそこには苦しみが伴います、それはこの初期設定上避けては通れないものです。自身がこの小さな波であると勘違いできれば出会う波、景色は最高にエキサイティングになります。自分以外に他の存在がいるなど海としては絶対に経験できないことだからです。自分じゃない存在(波)に出会う、自分じゃない存在(波)と会話する、、どれもが最高のエンタメ、海にとっては計り知れない感動があります。

波の大冒険は世界(海が形を変えたもの)は自分しか信じられないということからスタートする

生まれてきてからあなたは海ではなく波なのだという洗脳を受け続けることで海は次第に自身を波だと勘違いするようになっていきます。この洗脳の凄いところはそう信じれば信じるほどにこの世界が世知辛く、悲惨で、非常で、残酷で、信用できない世界に見えてくるということです。残虐無人、七転八倒、四面楚歌、、とにかく自分以外は信用できないと本気で思えてくるのです。これが波物語のスタート、オープニング、入り口です。海が海としては絶対に味わえない経験、感情、思考が滝のように湧いてきます。

子供(海)にとって大人(波)が怖いのは大人は洗脳されているから

子供は広大無辺な海として生きていますが大人は極小な波として生きています。子供にとって大人とは何か欠落してしまった存在、何か洗脳されてしまった存在、自分を見失っている存在そのものです。尊敬ではなく哀れみの対象ですらあります。ですが同時に最高にエキサイティングな存在(波)でもあります、海として体験できないことを毎日体験している存在(波)でもあるのです。ここで重要なのは本当は波という独立した存在は存在し得ないということです、波の範囲を明確に言い得ることは絶対にできません、ここからが波でここからが波以外など説明できないはずです、ですが自我(思考)はそこを曖昧にしながらも確実に存在するかのようにあらゆる説明をしていきます。だからこそ自我は常に不安でいっぱいなのです。この曖昧な盲点に気づかれてしまったら自身は即消去されてしまいます。