未成年、成年、超成年

子供、大人、超大人

子供の宿題は自我を形成することです、そして大人の宿題は自我を維持することです、そして超大人の宿題は自我を俯瞰することです。子供は「この体この思考この感情が自分である」を認識するのが仕事です。これによってこの体を思考を駆使して敵から守れるようになります。大人は自我を駆使して自身を守るだけではなく子供を産み育て世代交代を図っていきます。超大人は『「この体この思考この感情は自分である」はこの体を守るために便宜上覚えた概念であって本当は違う』ことを思い出します。

これによって

超大人はこの人間社会の中で上手く順応することによってこの体を守りながらも「この体この思考この感情が自分」という自我の概念によって苦しむこともなくなります。大人は「この体この思考この感情が自分」という概念を真実であるかのように盲信することで「嘘からくる憤り」を感じながら生きています、しかもそれすら気づかずに。ですが超大人は心の奥にある苦しみに気づきそれを解消するのは「自我」そのものが真実ではなく概念に過ぎないことに気づくのです。

超大人は

超大人は、、、「自分がこの体この思考この感情」ではないことに気づいたので、、、ではいったいこの私は誰だ???という疑問を持ちます。その結果、、、見えている世界全部、この現象を生み出す存在全部、そしてそれによって生まれる経験の全部こそが自分だという結論に至ります。その時に成し遂げなければならない目標もないし、やってはいけないこともない、、、本当の自由を手に入れるのです。

(Visited 3 times, 1 visits today)