「この体この思考」が自分という思考

この思考が孤独感を生み出す

私たちはなぜお酒、お菓子、タバコなどの嗜好品を欲するのか????それは「この体この思考こそが自分」という思考が生み出す孤独感を癒すためです。本当は「この体この思考は自分」という思考は真実ではありません。真実はこの体、この思考、そして全ての現象を生み出すスペース、スクリーンこそが自分です。この体、この思考に限ったことではなく、、今目に映る現象の全てを生み出す存在こそが自分なのです。この勘違いにより発する感情が孤独感です。

「この体この思考が自分」という分離思考が分離感(孤独感)を作る

このメカニズムで人は孤独に陥り病んでいきます、、これを紛らわすために、お酒、タバコ、ギャンブル、暴飲暴食、買い物中毒、、と何かに中毒になり解消しようと心がけるのです。ところがこれは当たり前ですが根本解決にはなりようがなく、、、体もしくは経済が壊れるまで続くのです。この体もこの思考も自分ではあるのですが、、実は見える全てを生み出すスペースこそが自分自身なのです。これを認識しながら孤独感を感じることはできません。

思考が感情を作る

ネガティブな感情を作り出すのはネガティブな思考です、ネガティブとは分離のことです、、ポジティブとは統合のことです。ネガティブな思考はネガティブな感情(孤独感、虚無感)を作るのです。つまり我々は感じる感情から思考を確認し、、、その思考が真実とは異なることを認識できるのです。真実は至福でしかなく、至福の中に真実とは異なる思考が生まれる(この体、この思考が自分)ことで体と反応し孤独感が発生します。

ネガティブな感情を見逃さない

本当はここは至福しかありません、本質は至福だからです。ここに思考(この体、この思考が自分)が湧き出しました、、これによって同時に孤独感が湧き出します。この孤独感を解消するために「この体この思考が自分」は思考するか行動を起こします。ですが「この体、この思考が自分」という思考を保持し続ける限り孤独感が消えることは絶対にないので動いても思考してもラットレースのように解決しないのです。この全く解決不能な状態を釈迦は「苦」と表現しました。

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