「最初に言葉あり」の真実

言葉がこの幻想を作り出した

本当は二のない一つのエネルギーが織りなす世界が我々の前にはただ在ります。今もこして私はPCでブログを書いていますがその瞬間も目の前に二ではない一つのエネルギーが蠢いています。ところが実際はそうは見えない、、これはなぜか?我々が言葉を覚え生命現象に名前を付けたからです。ここが超重要なポイント、ここが最大の転換点です。これこそがこの2のない一つのエネルギーを分離した世界に見せているのです。

先ずは「自分」を言葉が出現させた

言葉を覚えていく過程で一番最初に覚えていくのがこの「自分」という存在です。この「自分」という存在を言葉によって作り出しました。これによってこの2のない一つのエネルギーの中に自分と自分以外という分離した世界が出現したのです。たった一つの宇宙現象が分離世界というイリュージョンに変化していきます。これを脳が意識的に行います。宇宙全体、大いなる存在による幻想の出現です。

あらゆる生命現象に名前を付けていく

言葉を覚えた人間はあらゆる生命現象に名前を付けていきその度にその物と物以外という分離を起こしていきます。世界がバンバン分離していきます。意識した物が宇宙現象の中から切り抜かれていくのです。それによって確実にこの「自分」は生存しやすくなっていくのですが、と同時にこの宇宙アートがアートではなく殺風景な風景に切り替わっていきます。現実という錆びた世界に切り替わっていくのです。世知辛い世界に宇宙のアート、神の顕現が格下げされていきます。

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