筒と筒の争い

筒には思考も行動も作れない

我々はただの筒です、、全体から湧いてくる思考、行動を通すだけの存在です、、、ですから我々には実はなんの言動も作ることはできません。スポーツ選手ははメジャーリーグでMVPを取った時に「自分を褒めたい」みたいな話をしますがこれは事実ではありません、事実は「私という筒を通じてMVPを取れる努力が起こったようですね」、です。これをインタビューで言えたら悟っています。この事実を忘れて我々筒人間は相手の筒から起こった言動に対して怒ったりします。これはおかしなことをやっているのです。

所詮はただの筒、、この事実に向き合う

この世界は現象界、色の世界、、、どこまでいっても実在がない世界、見えるだけの世界です、、、ですから相手に中身がどれほどあるように見えても見るだけなのです。これが事実です。すると相手という現象も、相手の言動もただ全体から湧き上がっているだけということになります。全体とは関係なく個人(蜃気楼)が言動を作ってしまったらもう全体の存在価値はゼロ、全体はこの世界を終了させなくてはなりません。筒と筒が勘違いをして争い続けるのが餓鬼畜生界、筒と筒が協力しあって助け合うのが菩薩界、、そのそも筒だから、、筒が幸福を追いかけても意味ないじゃん、、という気づきが起こるのが仏界です。

あの筒は素晴らしい、、、はない

あの人は偉大な人だ、、これはしっくりきます、、、あの筒人間は偉大な人だ、、、これはしっくりきません。あの人は酷い人だ、、、はしっくりきます、、、あの筒人間は酷い人だ、、、これはしっくりきません。つまりこの世の苦しみとは筒人間を人間と勘違いするこよからスタートしているのです。子供に立派な筒人間になってね!!というのはおかしい、しっくりこないのです。ですが事実人間は筒人間なのです。妖怪筒人間がただ筒として行動しているだけです。

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