仮面ライダーが我に返る瞬間とは、、、

仮面ライダーは転んだ時に我に返る

仮面ライダーに成り切った子供が我に返る瞬間とはどのような時か???それは急に転んだり、敵のキックがお腹に入ったり、母親から帰ってこいと呼ばれたり、、、です。この突然のアクシデントこそが我に返る瞬間です。自分も全く同じで調子に乗っている時に自分が実は錯覚であることには絶対に気づきません、アクシデント八方塞がり、地獄をみた時など、、、このような時に本当にこの「自分」は実在するのか?と疑いたくなります。もしくは火事場の糞力ではないですが、、、我を忘れてとんでもない力を発揮した時など、、、一体このパワーはどこから来たのか?と疑います。

子供はいつだって仮面ライダーをやっていたい

子供はできるだけ長い時間仮面ライダーに成り切っていたい、、なぜならば気持ちが良いから、、、全体もできる限りこの「自分」体験をしていたい、なぜならば新鮮だから。。。ですがこれはあくまで仮の姿であり、、いつかネタバレの瞬間を迎えます。子供ならばお腹が空きて来てしまえば、、、本人に戻ってお菓子をねだります。「自分」であれば一体どこまで目標や夢を叶えれば本当の幸福にたどり着くのか?という絶望です。この自分ってなんかおかしくないか、、です。

全体に戻ることを目標に変える

自分ゲームにどっぷるとハマり切った全体は、、、全体であったことなど忘れ去りこの自分に成り切って自分人生を歩んできたわけですがさすがにこの自分人生に途中で疲れてきます。見ている世界は徐々に色あせ、あらゆる目標は達成してみたけれどすぐに不足感が現れる、このゲームには絶対に終わりはない、、この気づきが起こります。そして自分というのが実は錯覚であるというメッセージに出会いそこに確信を得ていくのです。そして人生の目標が全体に戻ることに切り替わります。子供が仮面ライダーごっこに嵌まり込み、、隣町まで冒険していたのが急に我に帰って自宅に戻る感覚です。

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