「全ては一つだ」は概念

分離ではなく統合、、という概念

この世界を言葉で表現するのは簡単なことです、全ては一つ、全ては夢、本当は何もない、、、これらの言葉を覚えても暗記しても難しいのは、、、これらが言葉だからです。言葉というもの自体が本質を切り刻む役割で誕生したものでありその言葉で真実を表現するのは矛盾があるのです。我々は「全体」という言葉を聞くと全体というイメージをしますが、、これこそが夢なのです。夢から覚めるために言葉を使うとさらに夢が広がるというオチです。

言葉は分離を作り出すもの

言葉とはイメージ、分離を作り出す道具ですから、、、この言葉で真実を表現するのは矛盾を含んでいます。ですからこの言葉で言葉のマジックを解き明かす、言葉のメカニズムに気づく他ありません。言葉で全体を理解するのではなく分離が作りだされるメカニズムを理解することで真実に気づいていくのです。

りんごという言葉

りんごという言葉は我々にあの形状のイメージを湧かせます、これがりんごという言葉の力です。この夢は言葉を作り出すことで夢を作り出しているのです。言葉はイメージを次から次へと湧き出させ、、、この夢を無限の可能性の表現の場所にするのです。

では本質とは

本質とは言葉によってドラマを作り出すこのスクリーン、そしてこのドラマそのものです。このドラマの原動力、素材、ドラマをドラマたらしめている全てが本質なのです。本質が形をかえて言葉を使いこのドラマを上映させているのですがこの全てこそが本質です。このドラマの中の自分という存在を作り出している力も本質です。本当は何もないんです!という表現は、、そういう意味です。何も無いとも言えますし経験の全てとも言えます。

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