夢の中の娯楽は至福とは関係がない

夢の中でいかに娯楽を楽しもうと永遠の至福に至れない

毎晩見る夢の中で主人公(私)がいかに娯楽を楽しもうと永遠の至福には至れません。パチンコ、競馬、競艇、Netflix、どんなに充実した娯楽に興じようとも永遠の至福をそこで得て夢が終わるという風にはいかないわけです。楽しめるのは一瞬でありその一瞬を長引かせつのは不可能です、夢の中ですら。それはなぜかと言えば夢の中で主人公という分離した存在を作り上げたからこそです。夢の中とはいえ分離した自己を作り上げた途端に分離感、不足感、孤独感が襲ってきます、夢の中でです。この結果主人公はあらゆる娯楽に興味を持つことでこの分離感を解消しようとするわけです。

一方リアリティーでは

ではこのリアルな世界ではどうでしょうか?いかに主人公である自分が娯楽に興じようと永遠の至福を得ることはできません。あまりに娯楽が楽し過ぎてそこから娯楽を求めなくなった、、、そんな話を聞かないのは娯楽でえれる満足は一瞬であるからです。この時間軸の世界において一瞬の幸福を得れたとしても次の瞬間にはそれは消えてなくなります。故にこの体の中に自分がいるという分離意識の世界においては至福はいつまで経っても一瞬なのです。至福すらも消えて無くなるのがこのリアルな世界のルールです。麻雀で荒稼ぎしたからもう辞めた、、こうならない理由は次の瞬間から不足感が襲ってくるからです。

夢の中もリアルなこの世界も娯楽で永遠の至福には至れない

夢の中もこのリアルな世界も時間という存在がある限り永遠の何かをそこで手に入れることはできません。多くの方は何十億ギャンブルで儲けれたら永遠の至福が迎えにくると信じて疑わないと思いますが残念ながらお金で買える幸福が終わり次第、人は不足感を湧き続け人を破産まで追い込みます。つまり大金を手にした人間が悟ことはお金では満足は買えないということです、そしてまた湧いてくる不足感を解消するために動き周る日々に戻るのです。夢の中だろうと、このリアルな現実の世界だろうとこん体の中に自分がいるという仮定を信じた瞬間に不足感、分離感に襲われます。

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